- 誰かから何かを頼まれたとき、
「私はどうしたい?」
と考えるより先に、
「断ったら、相手はどう思うかな?」
「怒らせてしまわないかな?」
と考えてしまうことはありませんか?
私も、NOと言うことが苦手でした。
相手の困りごとを引き受けて解決すると、「よかった」とホッとします。
でも、ときどき時間がたってから、
「本当は嫌だったのかもしれない」
「また引き受けてしまった」
と、自分の本当の気持ちに気づくことがありました。
小さなことから「NO」を言ってみる
そんな私が大切だと思うのは、いきなり大きなことを断ろうとするのではなく、小さなことからNOを言ってみることです。
NOと言うことは、相手を嫌うことでも、相手を大切にしていないということでもありません。
「私はどうしたい?」と、自分の気持ちにも目を向けるための一歩だと私は考えています。
なぜ私は、人の顔色を見るようになったのだろう
ここからは、私自身の体験です。
子どもの頃、自分の気持ちを伝えても無視されたことがありました。
母に相談すると、母は「お父さんが悪い」と言い、両親の喧嘩になることもありました。
当時の私は、
「どうして私が相談したことから、お父さんとお母さんが喧嘩になるの?」
と、なぜそうなるのか分かりませんでした。
今振り返ってみると、私はいつの間にか、自分の気持ちを伝えることよりも、相手を怒らせないように顔色を見るようになっていたのかもしれません。
相手がホッとしたあと、自分の気持ちも聞いてみる
大人になってからも、誰かに頼まれると引き受けることがありました。
相手の問題が解決すると、私もホッとします。
それ自体が悪いわけではありません。
ただ、そのあとにもう一つ、
「私は本当はどうしたかった?」
と、自分にも聞いてみる。
「今日は疲れているから断りたい」
「今はできない」
「少し考えてから返事をしたい」
そんな小さな気持ちに気づくことから始めてもいいのだと思います。
「NO」と言うことは悪いことではない
長い間、人の顔色を見ながら生きていると、急に自分を優先することは難しいかもしれません。
だからこそ、大きなNOではなく、小さなNOから始めてみる。
「相手はどう思うかな?」と思ったとき、そのあとに、
「私はどうしたい?」
も加えてみる。
NOと言うことは、悪いことではありません。
相手の気持ちだけでなく、自分の気持ちも大切にするための一歩なのだと、私は考えています。
